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七転び八起き

 牧太郎さんが大腿骨の頚骨を骨折。

 先週の毎日新聞の火曜日の夕刊で、その顛末が書かれていたが、入院生活もその後も大変だ。

 怖い話だが、心臓や糖尿の持病を抱え、運悪く手術のできないという人は、3か月近くで、あの世行きというパターンが後を絶たない。

 連れあいの祖母も、心臓が悪くて手術ができず、同じ頚骨骨折で、痛い痛いと泣きながら、本年春に、あっけなく逝ってしまったのが、その一例だったりする。

 人間の身体は、悪い意味でもよく出来ているもので、単純に歩けなくなると、死がどんどんと近づいてくるものだ。

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 二年前にワタシも、同じ個所を骨折し、チタンボルトを三本埋め込んでなんとか繋ぎとめたが(ボルトは10年くらいはもつが、いずれ人工骨頭を埋める再手術が必要になる)、ヤングがスキーで折るような普通の骨折と違って、ギブスも着用できず、だいたいは車イスを使用することになる。

 松葉杖をついてリハビリに励んだとしても、3か月は痛めた片方の足は着地禁止。松葉杖に全体重がかかり、ホント100m歩くたびにフーフー。電車の乗り降り、エスカレーターの乗り降りでさえ、もの凄い恐怖を感じるんですね。

 たとえ一週間で退院できても、家では3か月ほどは、ベッドか椅子に座ったまま。バランスを崩し、椅子からズリ落ちて、脇の下にドバーっと冷や汗が流れることもたびたびで、しかもケンケンで部屋とトイレを行き来するだけ。

 天井を見あげるだけの生活。そして将来や家族のアレコレ(当然お金もね。手術の三日後には、病院で仕事をし始めたくらい)を思うと、ものすご〜くストレスもたまり、間違いなく体調に変調をきたす。

 ワタシも、その例外ではなく、翌年は内臓疾患で、三度の手術と合計2カ月半の入院生活を送るハメになってしまった。

 ま、2か月近く前、やっと身体の諸々の数値が正常人と同じになり(むしろ正常人より、数値はきれいかもしれない)、体力不足を除けば、元の身体の90%近くに戻ってくれたが、疾病というは本当は、経験した本人しかわからない、辛いもんなんですね(だからって、経験しなくてすむなら、それにこしたことはない)。

 なんて、有馬記念前だというのに、日曜日の夜はグリーンチャンネルの忘年会。月曜日は新橋で、昔からのオジサン仲間でドンチャカ。火曜日は、勝どきのnetkeiba本社で打ち合わせのあと、今年もごくろうさんと、ちょいといっぱい。

 「チョーシに乗ると、またひっくり返るわよ!」という、フグ女房の怒鳴り声を聞きながらも(笑)、水曜日からは有馬モード。

 本年最後のひと仕事じゃ。

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