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白か茶か

 レーヴディソール派か、ダンスファンタジア派か。

 阪神JFを前に、競馬ファンの、かんかんがくがくの声がする。

 「僕はマルモセーラ派ですね。だって、大学1年のとき、セーラ・ロウェルが大好きだったんだもん」という、栗岩太郎クンの意見は無視して、たまには予想原稿を。

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 【阪神JF】

 レーヴディソールは、牡馬相手のデイリー杯を、歴代2位の1分33秒6で快勝。後々に変な影響を及ぼさないよう接触を避け、コースロスを承知で後方待機。あえて大外に持ち出す直線一気の策に出たが、上がり3Fのレースラップが34秒6に対し、自身の上がりは33秒7。あの末脚は、GⅠ馬だけに許される、ひとつの美——かもしれない。

 その鮮烈な末脚とは対照的に、妙に黒目がちな瞳と、芦毛という毛色の組み合わせも絶妙。レーヴは競馬の神様に愛される馬になる。

 事実上の最終追い切りである一週前調教では、CWでタフな7F追いを敢行。木曜計測の体重は前走比18キロ増の470キロ。馬体の充実と健やかさが前面に出てきた。阪神JF制覇は、厩舎の先達であるブエナビスタも辿った道。名牝の背中を追いたい。

 ダンスファンタジアとのたたき合いが濃厚。桜花賞馬ダンスインザムードの娘という血統はもちろん。前回の赤松賞のラスト2F目のラップは、奇しくも前年の勝者アパパネと同じ10秒9。GⅠレベルの瞬発力を示してみせた。栗東入厩も、どこ吹く風。競馬度胸もあれば、レースの組み立ても上手い。流れ次第では逆転もある。

 「二強」に割って入ればアヴェンチュラ。半姉のトールポピーを超えるスケールの持ち主だが、事前発表の体重は前走比マイナス6キロの466キロ。中間発熱の影響が心配だ。

 紛れがあればファンタジーS組。マイネイサベルは、栗東滞在で、前回より体調も調教密度も確実に上昇。右回りも二度目、松岡クンも期するところがあるように思う。ホエールキャプチャも、前回の切れ味、高品質の調教を見ると、単なるクロフネ産駒にありがちなチカラ馬ではない。連穴に、タガノラヴキセキとリトルダーリンを少々(毎日新聞より)。

 ◎レーヴディソール

 ○ダンスファンタジア

 ▲アヴェンチュラ

 ☆マイネイサベル

 △ホエールキャプチャ

  タガノラヴキセキ

  リトルダーリン

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