丹下倶楽部

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丹下の懺悔

セレクトセール予習中

7月12~13日は、セレクトセール。

世界のホースマンのカレンダーに、

ジュライ・第二月曜~火曜日は、

ニッポンのセレクトセールと記される。

世界の競馬のスタンダードになった。

 

30年前は、キーンランド・ジュライセールが、

世界最大の1歳カタログセッションでしたね。

 

当時はノーザンダンサー全盛。

ノーザンダンサーの血の一滴は、

ダイヤモンド一粒。

産駒の値段は最低でも1億。

日本にも輸入されたシアトルダンサーは、

1985年、確か当時最高の(今でも?)31億円の値がついた。

 

キーンランド・ジュライは、

その後ノーザンダンサーがいなくなり規模は縮小。

ミスタープロスペクターの子供たちで

一時盛り返したりもしたが、

あまりにカタログ的になりすぎたのかもしれない。

 

結局ジュライセールは自然消滅してしまったが

(キーンランド・セプテンバー、

ノベンバーは依然活発。たぶん)、

その代わりにといってはナンですが、

日本ではサンデーサイレンス、

その後継者ディープインパクトにより、

セレクトセレクトが大爆発。

 

東洋のどこかですごいセリが

催されているようだが、ホントそうなの?。

売上は一頭平均4~5千万円?マジすか学園。

1億円馬が、二日合わせると

30頭以上ゴロゴロ。

オブライエンもジョン・ファーガソンも、

ドバイのモハメド殿下も口をポカン。

 

ま、欧州にはサドラーズウェルズ系。

米国はミスタープロスペクターや

シアトルダンサー系。

UAEはドバウィ。

それぞれの地区に俺っちの血統と誇りがあり、

ディープインパクトに対抗しうる馬を作るのみ。

 

それが広い意味での競馬の戦い方、

流儀でもありますが、

英オークスのディープの娘・スノーなんちゃらの、

30年――いや、50年、100年に一頭

かもしれない才能を目の当たりにし、ああ。

もっと早く、ディープの仔を買えばよかった。

欧米の人たちは深いため息をついているのかもしれない。

 

なんて、1歳世代のディープ産駒は10頭余。

セレクトには4頭が上場。

 

カタログを開き、JRA―VANの

セレクト特番のために、一週間お勉強。

セレクトの見どころ、注目馬をピックアップし、入稿終わり。

 

宝塚記念はクロノジェネシス、レイパパレの

一騎打ち所望。単なる競馬ファンですね(笑)。

 

宝塚記念で影を踏ませぬ逃げ切りⅤを決めれば、

レイパパレは、女サイレンススズカになっちゃうかも。

 

土曜日、東京1Rの未勝利戦には、

レディナビゲーター登場。ひぃ~~。

2着に負けたぁ~。

 

来年の春ごろには、クロちゃんやレイちゃんより

強くなってくれんもんか。

 

セレクトセール前に一度、

どうやらワクチン打てそうです。

少しほっとします。

 

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06.27.2021

オオタニサン

オオタニサンが、奮闘している。

 

弾丸ライナーの特大ホームランもかっ飛ばすが、

バントもする。けっこう三振もする。

 

しかし、自分もチームも戦っている。

 

コロナ、政治、オリンピック開催のアレコレ。

日本はどうしようもないな。

 

何故ずるいのだ。ドーカツするのか。

自分の意見はないのか。

日本を出て行きたくなるくらい、

生まれて初めてこの国の政治が嫌になった。

 

しかし、オオタニさんは戦っている。

 

次の選挙の公約は、

政権交代によって、数々の隠し事を公開する。

役所の人たちも責任をとらなくてはいけないが、

預かる政治家も同じかそれ以上のペナルティーを当然課す。

 

減俸、役職停止、議員停止、

場合によっては4年間、

国会議員に立候補できないなどなど。

両方が責任を取る。

 

イスラエルも野党が連合して政権が代わった。

 

次の政権の目標を政権交代に置けば、

共通の目標は何かが明確になる。

 

それで揉めたら、また選挙でもいい。

どうせ揉めるんだから(笑)。

 

ついでに、国会議員は、

議員の給料のみで働くことを堂々と掲げる。

他からは一切の収入は受けない。

便宜などはからなくていい。

 

オオタニさんならそうするかもしれない。

 

そのために、政党助成金は増やしてもいいよ。

 

そう、パーチーとか花見とかしない。

昔みんなで決めたハズだし、

いずれはそうするというその案件は、

いまもって生きているハズです。

 

原発反対。

 

すぐには始末できないのはわかっている。

当たり前だが廃止の予算は組む。

同時に新しいエネルギーにどんどん切り替える。

 

なんて、エプソムⅭはザダル◎。

当たらないだろうなと思って買った3連複が、

◎―△―△で入りびっくり。

 

今週のマーメイドS、ユニコーンSも

頑張って予想しました。

 

けど、テレビをつけニュースを見ると、

なんだか滅入ってくる。

 

ひとこといいたい。みなさんはどうか。

 

酒量が多くなりました。

 

《現在の人気ランキング順位は?》
06.18.2021

先週も今週もガチンコ

春のGⅠシリーズ、10レース終了。

 

◎が1~2着、相手も印を打った、

馬連・馬単の的中レースは、

高松宮記念、桜花賞、NHKマイルⅭ、

ヴィクトリアマイル、ダービー、

先週の安田記念など、10打数6安打。

 

達成感のほうが少し大きめかも。

春最後の宝塚記念も頑張ろう。

 

週初め、社台グループの会報誌入稿。

社台TⅭ、サンデーTⅭ、オーナーズ、

GⅠレーシング、地方オーナーズの

1歳募集カタログ届く。

 

二年前までは、1歳募集およびツアーのことなど

(バス14台、6回くらいある?)、

6月半ばの土日は、

その懸案で頭がいっぱいだったなぁ。

 

去年に続きカタログ、映像ビデオと

自宅でにらめっこ。

 

ディープインパクトの仔も何頭かいるが、

ドゥラメンテかハーツクライかエピファネイアか。

1歳選びは、いつだって楽しい。

 

明け2歳戦、先週の丹下厩舎は[1210]。

負けはしたが、不思議の負けはなかった。

先着を許した馬も、なるほどという馬だったし、

今度は逆転できるかもしれない。

 

今週の新馬戦にも、

丹下厩舎はベルクレスタ、フィフティシェビー、ダグザの

3頭が出走予定。

 

それなりに自信はありますが、

ライバルたちも各レースに数頭いる。

相手も、ほうという調教タイムを出していたりする。

 

Hレベル、いわゆるガチンコ勝負。

勝ち負けは運だったり才能だったり。

いつもの年以上に、今年の2歳は

勢いもあり層が厚いのかもしれないなぁ。

 

指名はかなわなかったが、

ハイアムズビーチ(ドレフォン×ユキチャン)も頑張って。

 

BS11出演の感想、小さな訂正など、

「戦い終わって日は暮れて 6月7日」編に記した。

 

これからも折に触れ、このコラムでも原稿書きます。

 

月曜日、武蔵野日赤で主治医と問診。

検査結果は、可もなく不可もなく。

経過観察は6年以上すぎ、

ずっとそのままそのまま。

 

思えば12年間、腫瘍外科など、手術5回以上。

入院期間は、あれやこれやを合計すると

約1年になりますかね(笑)。

5人のドクターにお世話になりましたが、

今回でひと区切り。

地元の掛かりつけ医院に、データなど送り渡してもらう。

 

そのうち、また担ぎ込まれるかもしれない。

その時はよろしくと語り合いながら、

小さくお別れ(笑)。

 

東京も気温30度超。

水木、日焼け止めを塗って小散歩です。

 

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06.11.2021

昨日、今日、明日

ダービー、終わったぁ~~。

 

予想、馬券、当たったけど、

なんだかあまり儲かっていないかも。

 

でも、今年のダービーは、

いつもの年以上にいいレースでした。

 

夜はリモートでドラフト会議。

 

1位、ラヴズオンリーミー、

2位ベルクレスタ、3位ドバイマジェスティ

くらいまでは覚えていましたが、

そのあと酔って、楽しくなって。

あら。こんなふうに指名してたんだぁ~(笑)

 

5月31日(月曜日)、

3~4か月に1回のCTなどの検診、

新しい年度に備える。

 

週中は渋谷、netkeibaの

「丸ごと必勝チャンネル」の撮影。

打ち合わせ一件。

 

夜は第二回ドラフト会議。

今度は10位まで酔っていないぞ。

 

母イスパニダ、リアアアントニア、シーヴ、

マルシアーノ、ルールブリタニア。

ふふ、ヴィルシーナなど、頑張ったぁ~。

 

ついでにnetkeibaのPOGに10頭登録。

「丹下日出夫」で登録しています。

 

今週、いきなり4頭走ります。

リアグラシアとレディナビゲーターが、

東京で激突とは(笑)。

 

次いで、JRA―VANにポチリ。

 

楽しいなぁ。

 

6月6日(日曜日)は、

BS11出演予定(昼12:00~5時半)。

 

昨日、今日、明日。競馬をみんなで語ろう。

 

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06.02.2021

ばらばらポン

2021年のダービー、日曜日は晴れ。

 

推定気温は25度、

土曜日の暑さも空へと昇華してくれるかもしれない。

 

シャフリヤールのクラブ馬主さんの顔は、

何人か思い浮かべることができる。

 

でもグレートマジシャン、キャロットのエフフォーリアは、

誰がもっているのだろう。

 

クラブ募集ツアーなど中止になり、

顔が見え辛くなっちゃったなぁ…。

 

あれやこれや思いながら、ダービーの印を打つ。

 

週中一本、BS11用の前収録。

新宿御苑へ丸の内線でGO。

 

終わったら、夜は来期POGの

ドラフトのリモートの予行演習。

普通にみんな、モニターの前で乾杯だぁ~。

 

おじさんも、お姉さんもリモートは大変。

じゃんけん、案の定バッラバラ(笑)。

 

楽しくて酔っぱらって、愚妻に怒られる。

 

木曜日は雨。二日酔いかなと思いつつ、

予想原稿などサクサクあげる。

 

ゴールまであと少し。

 

netkeibaで、すでに

ノーザンF早来・空港の場長との

リモートインタビューなど公開していますが、

週明けから2歳馬について、新コラムもスタートします。

 

そういえば、「丹下さんにとって、競馬とは何か」。

夕焼け酒場の西島まどかさんとキタローさん

のようなコメントをBS11で求められたが、

うーん。なんでしょうね。

 

明日、明後日。来週、一年後のダービーを想う。

明日や一年後を生き抜くための目標であり、

糧なんだろうか。

 

何のために生きて働いているんだと問われ、

案外と人は、理由なく毎日を私過ごしていることに気がつく。

 

競馬は明確だ(笑)。

 

明確といえば、頼りなくても政権が代われば、

モリカケや東北新社問題や原子力やコロナ処方など、

官僚に資料を、黒塗りではなく提出するよう促すことができる。

 

次の選挙は、問題を白日の下に広げる。

シンプルに、それを掲げればいい。

 

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05.27.2021

ヴィクトリアマイルは競馬場入場OK

週刊競馬ブックのヴィクトリアマイル号の、

クリス・マッキャロンのインタビューは面白かった。

 

週明けは「おとなの馬券学」(ミディアム出版)、

netkeibaの3歳戦回顧、POG原稿1本、

日本農業新聞。レギュラーの毎日新聞、

netkeibaなどの土日レース展望など、

ぽつりぽつりと仕事。

 

でも、先週・先々週、テレビや撮影で汲々。

かなり忙しかったので、なんとなく仕事の流れが緩く感じる。

 

世の中のイベントやお店の休業要請を許可は、

混迷を極めている。

 

得と思えば主張、自分のおかげですと厚顔をさらす。

損とわかれば相手に責任を押し付ける。

 

小学校の学級会でも、悪いと思えば謝るし、

居直るヤツは、コテンパンだった。

 

国や都道府県や国会や行政は、学級会以下なのか。

子供が嗤う。

大人のいうことなど聞かなくなってしまう。

 

なんて、東京競馬場、限定ながら入場OK。

 

東京ドーム5個以上(テキトー)の広さに

4~5千人なら、大丈夫と思うが、

競馬も迷走に巻き込まれているようで、

落ち着かないね。

 

ワクチン接種を、医療者、高齢者。

希望者はみんな、一日も早くませよう。

 

でも、大規模接種のため民間へ委託?

GO・TOのような、トンネル会社はないよね?

 

金曜日は、夜8時半からラジオNIKKEIの

「鈴木淑子の地球は競馬で回っている」にゲスト出演。

 

2歳馬展望。聞き逃し配信もあります。

 

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05.13.2021

特報

週初めは、いつものNetkeibaの動画レギュラー「まるごと必勝チャンネル」の収録のほかに、2歳POG特番を一本。

ノーザンF早来場長の津田さん、ノーザンF空港場長の川崎さんと、リモート対談。

リモートという仕事は、よく考えたらかなり久しぶり(本質は競馬の予想や評論、物書きなもので)。

ディープインパクトやハーツクライ産駒。ユキチャンの子供の話など、丁寧に明るく、密度濃くお話をいただき、本当にありがとうございました。

二人の顔や声など聴いていると、ノーザンFの坂路の頂上の、調教を見ている吉田勝己さん、秋田さん、中島さん、中尾さん、場長や、調教主任や事務局の人たち。
坂上で輪乗りをしているライダーたちが、「これが来年のダービー馬です!」――笑いながら声をかけてくれる情景が、あふれてくる。

鈴木淑子さんと、午後は厩舎回りも時間いっぱいしたよなぁ。

エピファネイアやその弟妹を、ほぼ見たかも。ブチコやマーブルケーキを、淑子さんが撫でた場面など思い浮かび、泣きそうになってしまった。

またいつか、朝6時坂路集合~。調教風景や馬に触れたいもんです。

仕事を設定してくれた事務局のMさん、Kさんにも感謝。

そのうち会えるかな? お酒が解禁されたら、小さくコッソリ、いっぱいやりましょう。

週中、社台グループのクラブ会報誌「Thoroughbred」の原稿入稿。

金曜日はラジオNIKKEIへ。「鈴木淑子の地球は競馬で回ってる」(夜8時半~ 9時放送。聞き逃し配信もあります)に出演予定。

土曜日はBS11出演予定(昼12:00~)。

NHKマイルの展望。近しい社台のクラブ馬主の人たちがもっている馬に、本命と対抗印をドッカ~ン。

打てて嬉しい。勝つとさらに嬉しい。緊急事態宣言がなくなり祝勝会でゴチソウしてくれると、もっとウレピー。

憲法改革法案?

首長や議員を、議員の3分の1の発動で、国民投票で是非を問う。

そんな決まりは盛り込めないのか(すでにあるのかな?)。

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05.06.2021

2020〜21年の指名馬を振り返る「丹下のザンゲ」(21〜30位編)

P太郎 昨年丹下師匠が推奨した30頭の成績を振り返る、毎年恒例「丹下のザンゲ」。最終回は、GⅠ馬も登場する21位から30位を見ていきます。

「1〜10位編」はこちら!)
「11〜20位編」はこちら!)

丹下 はい、よろしくお願いします。

丹下日出夫の昨年の推奨馬(21位-30位)

P太郎 まず21位はサマーハの仔、サヴァニャン。ここまで4戦未勝利です。

丹下 金子オーナーのディープ産駒で、サマーハにしようか、アパパネ(アカイトリノムスメ)にしようか、最後まで迷ったんだよね。

P太郎 昨年の「丹下の30頭」でも、「このサマーハの18、同じ金子オーナーのアパパネの18でも代用できます。どちらもいい馬です」とおっしゃっていました。

丹下 最初にも話したけど、今年は「この馬はこっちに置き換えられたな」というのが多かった。カッコつけちゃったのかな。

P太郎 2頭まで絞り込んでも、最後の選択が勝負を分ける。改めてPOGは奥が深いですね。
続いて22位はパープルレディー。ゆりかもめ賞を勝って、今日(4月25日収録)のフローラSに出走しました。

丹下 メリッサ自身はスプリンターで、兄のカツジやミッキーグローリーはマイラー型でしたが、この馬は使い出しから中長距離という感じでしたね。サヴァニャンとともに420キロぐらいの小柄なディープ牝馬を2頭並べたんですが、う〜む……。オークスに出られるかどうかはわからないけど、2勝してくれたし、セレクトセールで見たときから活躍を祈っていたので、よく頑張ってくれたと思います。

P太郎 23位はミッキーセレスタ。2戦未勝利です。

丹下 この世代のハーツクライ産駒はこの馬しか指名していないんだよね。全兄のダノンセレスタを見て「次も!」と思って指名しました。馬体もカッコいいのに、なんで勝てないんだろう。パワー型なのかな。母のセレスタはアルゼンチンのGⅠ勝ち馬。ノーザンファームも社台ファームも日高も、これからさらにアルゼンチン牝馬が出てくるので、しっかり勉強していきたいですね。

P太郎 アルゼンチン牝馬の良さみたいなものはありますか?

丹下 アルゼンチンの繁殖牝馬は、幅があって総じて厚みがありよく肥えている。母としてはかなりの高得点をあげられる。あとは、アルゼンチン女性と付き合っている人がいたら、その人に日亜合作でどんな子が生まれるのか、聞いてみてください(笑)。

P太郎 機会があれば聞いてみます(笑)。24位はアイムユアーズの仔、スワーヴエルメ。先日初勝利しました。

丹下 デビュー戦は2歳7月の福島でしたが、福島を使うということはオーナーも調教師も、もしかしたらあまり自信がなかったのかもしれないね。あるいは、ドゥラメンテ×アイムユアーズという血統のこの馬をPOGや競馬ファンにサービスして披露してくれたのかもしれない。状態がそんなに良くないのに2着になって、3歳4月にプラス22キロで勝ち上がった。青葉賞(5着)も出て、セレクト馬としての格好はついたと思います。
ドゥラメンテ産駒で自信があれば、もっと上位で指名していたのですが、なんとなく「茶色のドゥラメンテは違うかな?」と思っちゃった。でも間違いなく、今後重賞馬に出世すると思います。

P太郎 ポイントは毛色だったんですか(笑)。25位はこちらも良血馬、アルマドラードです。

丹下 キャロットのツアーで見た時は、誰がどう見ても悪いところがなく、1位のアークライトと並んで歩いているのを見て、「いいものを見た」と思って、拝みそうになりました。そんなありがたい馬なのに、新馬戦のパドックを見たら、あれれ? なんか気配が薄かった。飛び抜けた馬って、パドックでもすぐに目に入るはずなのに、油断していると視界からいなくなる。
キンカメ産駒って、カッコいいけど妙に背中や腰に力がない馬がいたりして、案外難しいんだよね。そういうのもあって、普通だったらドラフト1位で消える馬だけど、この順位にしました。

P太郎 続いて26位はロードカナロア産駒、グランワルツです。

丹下 この世代、ロードカナロア産駒はなんとなく不安でしたが「1頭は入れなきゃ」と思って、この馬を指名してました。カナロア産駒は次の2歳世代は少し良くなって、1歳世代はさらに良くなりそうです。

P太郎 丹下師匠は一昨年や昨年の「ザンゲ」でも、ロードカナロア産駒の当たり年はもう少し先になるとおっしゃっていましたからね。今後のカナロア産駒にも注意していきたいです。
27位はラッキーライラックの弟、グランメテオールです。

丹下 この馬は自信満々だったよ。父がダイワメジャーに変わったので、姉と違ったマイラーだろうと思って指名しました。でも、デビューが近づくにつれて、調教の終いのほうでハアハア言いはじめてしまった。うーん、メジャー産駒は、モントライゼが正解でしたね。
ダイワメジャーの仔は最初の見た目はいいけど、大きく成長するのは少なくて、この馬は悪い方に行ってしまった印象だね。新潟2歳Sなどの2歳重賞を取ってほしいというスケベ心でこの順位に置いたのですが、メジャー産駒は気軽に走ってくれそうなタイプを選ばなきゃいけないと思いました。

P太郎 そして28位、ここにGⅠ馬がいました。朝日杯フューチュリティSの覇者、グレナディアガーズです!

丹下 お、ここにいたか! 前評判も高く、ノーザン系クラブのFrankel産駒の中でお値段も一番高かった。他の馬は5000万〜7000万の馬が中心だったのに、この馬は1億2000万でした。ゲンキンですが「値段どおりじゃないかな」と思って第一に指名(笑)。デビューから2連敗した時は、皆さん倒れそうになったと思いますが、ワタクシも昨年「この世代はFrankel産駒が世界的に大豊作」と言っちゃったので、なんだかんだ勝ってくれて、ほっとしています。使い出しの頃は、腰とかがあまり良くなくて、走る気持ちに体がついてこない面があった。それが走りながら良くなって初勝利し、無欲で挑んだ朝日杯にも勝利した。ワタクシにも今年唯一のGⅠをもたらしてくれました。NHKマイルC前哨戦のファルコンSは斤量で負けたけど、斤量背負って 2着に負けて本番勝つというのは、去年のラウダシオンと同じパターンになるかも。強敵もいるけど、GⅠをもう1つ勝ってくれたら嬉しいなあ。

P太郎 NHKマイルCが楽しみですね。29位はオルフェーヴル産駒、ガトーバスクでした。

丹下 オルフェーヴルは難しいね。現3歳世代も難しかったですが、次の世代も難しそう。このガトーバスクは2歳ステークス要員として入れていたんですが、1戦で引退したのが残念でした。2歳ステークス要員は毎年考えておく必要があるので、来年も狙っていきたいと思います。

P太郎 POGは複数の馬の合計ポイントで競いますから、そういう戦略も大事になりますね。

丹下 手前味噌になりますが、28位や29位にマイラーを置いたっていうのも必勝法だよね。

P太郎 いろんなタイプの馬を指名する必要がありますね。そういう意味で、丹下師匠が昨年「30位だけど実質1位」とおっしゃったのが、リノユニヴァースでした。

丹下 ダート馬から入っちゃったワタクシは、一体何を考えていたんだろう(笑)。シルクのカタログを見て「自分だったら何を買うだろう」と思っていたら、この馬が目に飛び込んできた。「ネオユニ産駒だけど芝も走るかも」「う〜ん、でも絶対ダートだよな」とか。いろんな思いがよぎりながら指名しました。友道師も芝の可能性を考えていたとも聞いています。幼さを抱えながらもデビュー戦でいきなり勝利。2戦目は4つのコーナーに対応しきれず負けたけど、兄のグレンツェント同様、ダートGⅢまでは行けると思います。POGには関係ないけど(笑)。この馬は趣味丸出しだったのですが、2歳世代の30位も趣味を大事にいくつもりです(笑)。

P太郎 丹下師匠の趣味が気になる方は、ぜひ近日公開の「丹下の30頭」もチェックしてください。
では、丹下師匠、最後に今年の結果を振り返って一言。

丹下 薄っぺらでスミマセン。さっきから「正」の字を書いてあと何勝できるか予想していたんだけど、5勝ぐらい行けそうだね。今年はカッコつけすぎてしまったので、次の世代は斜に構えず、自分が見たもの、最初に思ったことを大事にして選びたいです!

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05.05.2021

2020〜21年の指名馬を振り返る「丹下のザンゲ」(11〜20位編)

P太郎 昨年丹下師匠が推奨した30頭の成績を振り返る、毎年恒例「丹下のザンゲ」。今回は11位から20位を見ていきます。

「1〜10位編」はこちら!)

丹下 よろしくお願いします。

 

丹下日出夫の昨年の推奨馬(11-20位)

 

P太郎 まず11位はディープ産駒の良血馬、サトノスカイターフ。ここまで4戦1勝です。

丹下 この馬は今年の2歳のシーヴ仔の予行演習。セレクトセールに出なかったこともあり、ノーザンファームさんも馬主さんもワタクシたちも「お試し」的な馬だった。昨年は「ちょっと体質が弱いけど、この血統は走る可能性がありますよ」っていう記事やコメントも多かったと思います。なるほど腰が薄いと思ったけど、それでも1勝はしてくれました。

P太郎 話題になった2歳の弟もいます。

丹下 ぜひ、よく見比べてほしいですね。違う点があれば、弟はさらに上に行ける可能性もあります。

P太郎 おっと。この続きは今年の2歳馬情報でご確認ください(笑)。12位はイプスウィッチ、ここまで3着2回です。

丹下 ドゥラメンテ産駒は、皐月賞2着のタイトルホルダーなどもいますが、初年度の成績としては可もなく不可もなくというところかな。デビュー前はモーリスとドゥラメンテは同じような評価だったけど、個人的にはドゥラメンテ派(笑)。日本競馬、社台グループ、ノーザンファームの正統性を持ち、ポストディープの資格もある。そういう意味でドゥラメンテ産駒の新しい血統をアタックしなければと思い、この馬を指名しましたが、本当にいい馬。2戦目は不良馬場じゃなければ楽勝していたかも。できれば期間中にもう1回走って、未勝利を突破してほしい。あと何勝できるか。「正」の字を書いてアレコレ予想しているんだけど、当然イプスウィッチも勝ち上がり候補の一頭です。

P太郎 一気に次走が楽しみになりました(笑)。13位もドゥラメンテ産駒のダノンシュネラ。ここまで1勝です。

丹下 新馬戦を勝った時は「桜花賞もらった!」と思いましたよ、いやホント。BSイレブンの中継に出ていた日で「桜花賞は堅い!」って、あやうく言いそうになっちゃった(笑)。
ラヴズオンリーミー一族の中ではやや傍流で、エアグルーヴ一族などでも、主流の方が打率は高かったりするので、打率が下がるのはわかっていたんだけど……。セレクトで見て好きになってしまい、つい指名しちゃったんだよなぁ(笑)。

P太郎 14位もドゥラメンテ産駒、ダノンジェネラルです。

丹下 「ここら辺でドゥラメンテを3頭並べておけば1頭は走るだろう」という丹下のテキトーな下心が見えてしまいそうな並びだね。でも、ドゥラメンテ産駒はいずれは成功します! ダートでも短距離でも勝っているし、非社台グループでも勝っている。その辺の秘密は、今年の推奨馬30頭のところで述べたいと思います。出し惜しみしすぎですかね(笑)。

P太郎 しっかり告知が入りました(笑)。これはますますチェックしないといけませんね。
続いて15位はヴィルシーナの仔、ディヴィーナです。

丹下 小さいのはわかっていて、それでも走る可能性はあると思ったんですが、デビュー前に2回ぐらいアクシデントがあった。ワタクシも残念でしたが、さぞや佐々木オーナーはがっかりしたと思います。ただ、デビューが見えてきたのは嬉しいですね。POGとしてだけでなく、佐々木オーナーも応援していますので、是非いいお話を聞きたいですね。

P太郎 佐々木オーナーの喜ぶ顔が見たいですね。
続きまして16位はシーザリオの仔、ルペルカーリアです。

丹下 POGファンの方は、丹下日出夫、そして鈴木淑子さんなど、「シーザリオ好き」というのをご存じの人も多いし、16位という順番は、正直驚いたかもしれません。
例年キャロットのツアーで実馬を見ていて、サートゥルナーリアは迷わず1位にした。ルペルカーリアもカタログで見た時は「サートゥルナーリアよりも上かもしれない」と思ったが、実際に馬を見ると「あれっ?」となった。シーザリオの仔はみんな走るんだけど、それぞれタイプが違う。この仔ももっとマイラー型を想像していたんだけど、実馬は違っていて、写真だけの第一印象のままだったら1位か2位にしていたかもしれない。デビュー戦は体がゆるくて2戦目は少しマシになってたけど、それでも勝てた。3戦目の毎日杯はレコード決着でも見せ場を作ったし、将来的には活躍する馬だと思います。
シーザリオは本当に尊敬しなければいけないですね。オーソリティのように牝系からも活躍馬が出てきているし、これからも大事にしていくべき血統だと思います。

P太郎 丹下師匠のシーザリオへの熱い想いが伝わってきます。続いて17位はシンハライトの仔、セブンサミットでした。

丹下 ここら辺りでもう一度モーリス産駒を3頭並べとくと、当たるんじゃないかと思ってましたが(笑)、シンハリーズもこれからさらに枝葉を広げる一族だと思います。この馬はまだ未勝利ですが、2歳世代以降も走る馬は出てくると思います。

P太郎 18位はマリアライトの仔、オーソクレースです。

丹下 エピファネイアというよりも母のマリアライトのような、カッコいい馬。皐月賞とダービーを回避したのは非常に残念でした。マリアライトは線が細かったけど、その初仔がデビュー戦を勝ち、久保田調教師も「まだ若い、これからの馬」としきりに言っていたのに、ホープフルSで2着に来た。改めてこのマリアライト、クリソプレーズの一族の力ってすごいと実感しました。
エピファネイア産駒はデアリングタクトが走って、今年もエフフォーリアが皐月賞を勝った。ノーザンファームの吉田勝己さんも某POG本のインタビューで、ディープの仔がいるうちに、エピファネイアの仔が皐月賞を勝って種牡馬としての力を示してくれた、というようなことをおっしゃっていました。本当に爆発するのは2年ぐらい後かもしれないですが、今年の2歳馬も自信がある馬が3頭ぐらいいます。

P太郎 今からワクワクしますね。続いて19位はキセキの全妹、ビッグリボンです。

丹下 鈴木淑子さんが「キセキの妹、リストに入れないんですか?」と言ったので30頭に入れました(笑)。でも桜花賞というタイプではなかったのでこの順位に。「兄とは違う」と言われていましたが、脚の使い方や11秒台を積み重ねる持久力タイプのところなどは似ていると思いますね。兄がひと夏越してから成長したように、妹もこれからだと思います。

P太郎 20位はファンディーナの弟、レアリサンドでした。

丹下 1つ上の半兄は大型馬で仕上げに時間がかかるタイプでしたが、この馬は昨年6月に入厩するという情報もあって注目していたんですが……。ファンディーナから毎年壁にぶつかりながらもドリームオブジェニーの一族を指名し続けている方は、いつかは逆転ホームラン――この一族は阪神タイガースの佐藤くらいの魅力がある。

P太郎 では11位から20位を振り返って一言。

丹下 この10頭を選んだのは、チャレンジ精神があったと思うんですが、そのチャレンジが実りませんでした(苦笑)。次はこの辺りの順位も手堅くいきたいと思います!

「21〜30位編」につづく)

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05.04.2021

2020〜21年の指名馬を振り返る「丹下のザンゲ」(1〜10位編)

P太郎 昨年丹下師匠が推奨した30頭の成績を振り返る、毎年恒例「丹下のザンゲ」。今年も3回に分けて掲載します。よろしくお願いします。

丹下 う〜ん、今年はかつてないほどの落ち込みだね。

P太郎 今年はフローラS開催日(4月25日収録)時点で21勝となっています。これまでは桜花賞1〜2週前の収録で、去年が32勝、一昨年が30勝でした……。

丹下 勝ち星の数もそうだけど、その中身もなんだか薄っぺらくて……。

P太郎 あっ、でも、2着(21回)の中には、GⅠや重賞もいくつかあって、非常に惜しいと思います。

丹下 ホントに? フォローしてくれてありがとう(笑)。でも、去年と一昨年と、上り調子できたのですが、出来過ぎだったんだろうね。改めて選んだ30頭を見返してみると、「この馬はこっちに置き換えられたな」と思うのがあって、もう少しストレートを投げておけば良かったかな。田中マー君のように、まずフォーシームを磨くことから始めたいです(笑)。
でも、GⅠも1つ獲ったんだよね。

P太郎 そうですよ。既にGⅠを勝っているのがお見事です。では、その30頭を1頭ずつ振り返ってみましょう。

丹下日出夫の昨年の推奨馬(1-10位)

 

P太郎 1位はハープスターの弟、アークライトでした。

丹下 この馬はどこを見ても「走らない材料がない」ような馬だと思ったけど、レースに行くと「あれっ?」という感じが続いた。クラシックの王道を目指すマイル〜中距離で使われていましたが、今日のレース(4月25日東京芝1400m、未勝利戦2着)をしっかり見て気づきました。顔の大きさや足の短さ、走り方から、この馬、実はスプリンターじゃないかと。まず1勝を挙げて、秋から来年はスプリント重賞路線で頑張ってほしいですね。

P太郎 毎年話題になる血統ですが2歳世代は?

丹下 ベガの一族については、今年の指名馬30頭でも語っています。そちらも是非、ご覧いただければと思います。

P太郎 続いて2位はブエナベントゥーラでした。

丹下 ブエナビスタの仔はずっと見てきて、後肢に力がないタイプが多くて「今年は大丈夫かな」と思ったんだけどなぁ……。ルメール騎手が逃げ切って1つ勝ったけど、ルメール騎手って、馬の強さにあまり自信がない時に、それでも勝たせようとして逃げることが多いのかもしれない。ブエナビスタの仔は難しいですが、これからもその難題に挑み続けたいと思います。

P太郎 初年度だったモーリス産駒については?

丹下 7月までなかなか勝てなくて、セレクトセールもそんなに高くならなかったんだよね。そしたらそこから急に勝ち始めた。まだ全体的にGⅠを狙える馬についての展望はできていなくて、今年や来年にすぐ結果が出ないかもしれません。モーリスについてはさらに勉強が必要ですね。

P太郎 3位はヨーホーレイク。GⅠでも好走しました。

丹下 ワタクシ、3カ所ぐらいでPOGをやってまして、幸か不幸か、ヒストリックスターなどが外れたら、外れ1位でこの馬を指名していました。皐月賞で5着に来た時は「よくやった!」と思ったし、この馬を指名した皆さんもきっと同じ気持ちになったのではないでしょうか。ダービーも5着以内に来てくれたらいいね(笑)。クロウキャニオンの仔は2歳馬もいいらしいよ。来年も皐月賞5着目指して頑張ろう!

P太郎 おっと、こちらも注目発言ですね。4位はラウダシオンの弟、ローウェルです。

丹下 今日4月25日、ダート1勝クラスで勝利しました(拍手)。妙に喜んじゃったね。「NHKマイルCを勝てるのではないか」との触れ込みで、こんな高い順位で指名しましたが、よっぽどこの馬の身体つきなど好きだったんでしょうね(笑)。兄と違って、ダートのスプリンター。今日は好位で折り合えたし、ユニコーンSはPOG期間外だけど、古馬になったら東京盃や黒船賞などいっぱい勝ってほしいね。

P太郎 5位はアドマイヤセプターの仔、レガトゥスでした。

丹下 モーリス産駒ではブエナビスタの仔とこの馬を上位で指名。昨年のこの時期のモーリス産駒に対する並々ならぬ熱い想いが、今思うとちょっと恥ずかしいです(笑)。この馬も距離を徐々に縮めて安定してきたので、アークライトとはまた違った形でスプリント重賞を目指せるかも。大きな体で目がギョロギョロしてて、今もカワイイですが(笑)。

P太郎 続いて6位はシテフローラル。2着が3回ありますが未勝利です。

丹下 この一族は重賞を勝った馬もいますが、腰のハマりがどうも良くないのかな。ジョコンダⅡの仔はだんだん先細りしている可能性もありますが、この一族は他にも繁殖として輸入されている馬もいるので、どこかで大物が出る可能性もあると思います。

P太郎 引き続き、ジョコンダ一族にも注意が必要ですね。7位はLe Havre 産駒、グラヴィルでした。

丹下 この馬はものすごく自信があったんだよね。血統も馬体も。まさかのアクシデントでデビューが遅れてしまいました。ここに来て、デビューが見えてきているので、ぜひ期間中に一発で決めてもらいたいですね。ちなみに2歳の弟は父がディープで、オーナーがあの方です。

P太郎 おっと、こちらも楽しみな情報が。続いて8位はサトノレイナス。阪神ジュベナイルF、桜花賞はともに2着でした。

丹下 次はダービー挑戦らしいですね。牝馬が勝てばウオッカ以来だけど、桜花賞で負けてダービー参戦という経緯もなんとなくウオッカに似ているね。今年の3歳牝馬はやっぱりソダシとサトノレイナスの力が抜けていて、あの時のダイワスカーレットとウオッカのような感じ。ダービーにアタックする価値はあるので、▲か☆あたりを付けようと思っています。
ダービー勝ったら全部逆転でしょ。さっきまでうつむき加減だったけど、急に背筋が伸びてきたぞ(笑)。応援してます!

P太郎 9位はコンドコマンドの仔、トレデマンドです。

丹下 カタログを見た時やデビュー前までは、とても自信があったんだけどね。調教が進むたび、終い1ハロンが「あれあれ?」って数字に落ち込んでしまって……。立ち姿は完璧! なのに腰が弱くて。中3の時に好きだった子に告白して断られたかのようで、ショックでした。

P太郎 兄のアルジャンナは今日のマイラーズCで2着に好走しました。

丹下 兄も反応は遅いよね。腰のハマりが微妙な一族なのかもしれない。でも2歳の弟はものすごいことになっているんでしょ?

P太郎 はい、そのようですね。

丹下 トレデマンドを指名した方も、弟はどう違うのかを見て、次につなげていただければと思います。

P太郎 10位はバッソプロフォンド、未勝利です。

丹下 「ダーレーのディープはこの馬だ!」と自信満々でしたが、空振っちゃったかぁ。でも2歳世代も引き続きダーレーにはこだわってみたい、追いかけていきたいと思います。

P太郎 では、1〜10位を振り返ってください。

丹下 サトノレイナスはディープ牝馬では実質1位ですから、それで結果が出たからヨシ! 2:1の割合で牡馬を多めにしたけど、来年は牝馬もいっぱい取らなきゃいけないのかな、なんて思っています。

「11〜20位編」に続く)

「21〜30位編」はこちら)

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05.03.2021