さよならエマニエル
今年もまた、20世紀少年を見ている。
昔見た映画や本を開くのに、なんとなくためらいがなくなった。
もちろん、見返したり読み返したりして、何か凄い新しい発見をするワケでもないが、そういえば、小学校低学年の頃、正月前に買ってもらった“冒険王”や“少年画報”(新年特大号・10大付録つき)を、年明けの3月まで何度も読み返していたっけ。
部屋の図書を全部読み返せば、たぶん1年以上は退屈しないかも。
12チャンネル改め7チャンネルの、午後のロードショーなんか、暇潰しに、けっこう見ていたりする(笑)。
CSの映画も、メシを食う時や、洗濯物を干しているとき、チャンネルを回すが、この前“ジョーズ”を見ていたら、つられてフグ女房と子フグ2号が、最後まで見ていたらしく、二人でキャーキャー言っていた。
次女は、あれ以来何故か、ディズニーチャンネルだけではなく(カリブの海賊のジャック・スパローだけは、仲よく一緒に見るけど)、他の映画チャンネルを見るようになった。
やっぱ、親が手本を見せないと(笑)。
映画といえば、エマニエル夫人がなくなった。
あの映画、高校2年くらいにロードショーで公開されたが、確か成人指定だったよね?
椅子に座って脚を組み、片手を頬のあたりにあてる、あのシーンを、雑誌では山ほどみた。
あのポスターを、“りんご”や“アグネスラム”とお揃いで、誰かの部屋で見たような気もするのだが、だからといって、映画の“エマニエル夫人”は成人指定。
雑誌でストーリーは知っているものの、結局映画館で見たというヤツは、ほとんどいなかった(田舎だし)。
しかし、エマニエルシリーズの第三弾。“さよならエマニエル”を、街で一軒の、ポルノしかやっていない映画館で、高校三年の冬に、公開しているのを突然発見。
日活や大蔵のロマン・ポルノを見に行くと、補導されるかもしれない。
「でも、さよならエマニエルなら、大丈夫かもしれない」と、友人のタケシが言った。
そうか。そうかも。そうだよな。
というワケで、二人して、冬のある日。学生服のまま、ほとんど人のいない、黴臭い映画館にコソコソ突撃したのだが、海で長いマットで戯れるエマニエル夫人の水着が外れて、おっぱいポロリのシーンしか覚えていない(あのときは、いろいろお世話になりました)。
タケシは、どうだ?
今度田舎に帰った時、聞いてみることにしよう。
20日・土曜日はBS11出演(午後4:00~)。お題は菊花賞。
土・日を、予想原稿をすべて書き終えたが、けっこう当たるかも(WIN5も、なんか簡単)。
予想のアレコレは、“今日の丹券”で、どうぞ。
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