丹下倶楽部

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行きて帰りし物語

「日本ダービーとは、丹下さんにとってなんですか?」

netkeibaの収録の冒頭で質問された。

ここ数年、そんなこと聞かれたことも
考えたこともなかったなぁ。

改めて、ふと考えたりしたが、
産まれ落ちた時からダービーを
――3歳春の今を思わない馬は、たぶんいない。

しかし、ダービーに臨むためには、
単に物理的な3年間ではなく、
5年、10年――種牡馬と繁殖牝馬をいかに育て積み重ねていくか。
偶然ではなく、確率の高さをもち、
必然として、長い年月が求められる。

倦むことなく奢ることなく、
何十年もの積み重ねのリレーなのかもしれない。
5月16日、父が逝った。
山口へと向かう行きの田んぼは、
代かきの真っ最中。

葬儀を終え、東京へと帰る車窓の田んぼは、
うっすらと緑がかった稲が植わっていた。
ダービーウィーク。
木曜日は竹橋の毎日新聞本社で、
午後6:30分から、
恒例のダービー検討会が開催されます
(司会・目黒貴子)。

参加無料、お暇な方は気軽にいらしてください。

 

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