パーでんねん
皐月賞の小金井の朝、鉛色の雲とにらめっこ。
おお。昨日作ったテルテル坊主の威力か。
一昨日産地馬体検査で会った、北海道のノーザンFの横手厩舎長。
ボクたちの祈りが通じたみたい。
「アドマイヤムーンにも、他所の牧場のサクラメガワンダーにも負けていいから、とにかく4着以内に入ってダービーの権利さえとれればいい。そうすればダービーが…」
そう。キャプテンベガについて、二人で話し合ったんだけど、なんとか良馬場で走れそうです。
ところが、中央線・総武線を乗り継いで、西船橋のバス停は雨。
およよ。千葉は雨かよ〜。
なんて、新聞の予想は、
◎がアドマイヤムーン。
対抗にジャリスコライト。
▲がフサイチリシャールで、
キャプテンは☆。
フサイチジャンク以下をワラワラと打ったんだけど、
後々のダービーのために、ぜひベガに権利を取ってほしかったが(権利を取ればダービーは◎で行くと決めていた)、世の中上手くいかないもんです。
ついでに、土曜・日曜と、予想の方も、△—◎の、いわゆる馬単の「裏目」が多く、的中も馬券もジリジリ。
一つ前の原稿でパーフェクト云々を書いちゃったし、その反動が怖かったが(トップを取ると、必ず翌週はビッケに近い)、うーん。ビリにこそならなかったが、今週はパーフェクトマンならぬ、ただのパーでんねん予想家になっちまったぜ(笑)。
ただ、二つ前の9レースで、テレビ出演を終わり、ノドの渇きを癒していたら、島根から初めて中山競馬場に来たという年配の方に声をかけていただき、
「せっかく丹下サンに会えたの何かの縁ですから、窓の外を周回している馬で丹下サンが一番いいという馬の単勝を5千円買ってみようと思うんですが、どないだす?」
と聞かれたので、予想は○だが、
「ブラックカフェ!」と、言ってしまった。
そう言った手前、ワタシにも責任がある。
でも、今5千円使ってハズれたら、皐月賞の資金が目減りする
(当然、自分の印通りに馬単も買わなくちゃいけないし)。
残り5分。
「ワタシも5千円買います!」
と、思わず言ってしまったが、おお。ブラック君1着。
単勝4・9倍。嬉しいかも!(笑)。
しかし、当の皐月賞は、アドマイヤムーン惜敗。
うーん。パドックを見たとき、前肢の出がいつも以上にゴツゴツしていたのと、腹回りに余裕のあるのが気になったが、そういうことか。
フサイチジャンクも、泡を吹いていた前走と違って、なんか馬体が小さく見える。
パドックで最初にピンときたドリームパスポートと(いや。デキは最高でも距離も能力も足りないと、かぶりを振って切った)、
返し馬で唸っていたメイショウサムソン
(いや。リシャールが3コーナーからロングスパートをかければ、同じ脚質のサムソンは掃除されると、またまた頭を振った)
との組み合わせで、馬券はあさって。
ジャリソコは直線失速。
キャプテンも早々に姿を捉えきれなくなったが、ここはメイショウサムソン。
自力で1分59秒9で駈けたアレコレを素直に評価しよう。
やっぱ、西の横綱にしなくちゃいけないのかなぁ…。
なんて、日曜日は藤原の郷の最終日。
ジモチーたちも「丹ちゃん丹ちゃん」と、半 ば泣きべそをかきながら酒を飲み、みんなで最後の晩餐。
酔っ払いすぎて、スカパーのG藤クンが、クツを喪失。
店で借りたスリッパで、背広姿で東西線に乗り、ゲラゲラ笑いながら帰宅。
あいつもパーでんねん(笑)。
<東西線のサンダル男(笑い)>
月曜は、ギャロップの対談。
鈴木淑子サン司会で、宮沢一郎太。フジの福原サンと、POGの座談会・およびドラフト会議。
よし子が、去年に続いてシロクンの弟を指名した。
負けたら、今年こそ身体で払ってもらおうじゃないか。
宮川サン以下も、異議なしだって(笑)。
あ。今日発売のギャロップに、エアグルーヴも掲載されています。
しかし、誰も指名しなかったのは何故?
来年の今頃は、オレたちパーでんねん?(笑)
<皐月賞を当てた地元おやじ>