「ディープブームは終わった?」
前に、
「ディープで雑誌が売れてる」
なんて書いたことがありましたが、そんな追い風はもう止まってしまったようなのです。
春の天皇賞号は、ここまでディープの出たレースは全て売れ行きが良かったので、競馬フォーラムもいつもより発行部数を増やして臨みました。
果たして、どれだけの部数がはけたのか。
もちろん、いい数字を予測しておりました。
しかーし!
伸びない。全く伸びない。
ディープの天皇賞とは全く違います。
いったい、どうしたんだ。
そういえば今年に入って、冬のオリンピック、WBCの優勝、そしてワールドCを迎えるということで、確かに競馬の話題が出にくくなっています。
とはいえ、ブームの終わりが早くないか?
こんなときこそマスコミの性で、巷の声を拾いに行く。
すると、やはり有馬記念の敗戦がかなり尾を引いているのでは、という声がアチコチで聞かれました。
思えば、有馬記念後のシラケ方はひどかった。
元々ディープはストーリー性も薄く、勝ってナンボの馬だっただけに、無敗の幻想が壊れるとこうなるような気はしていたのだが。
あのとき、ほとんどのマスコミは
「負けたけど、ディープは強かった。改めてその強さを見せつけたのだから、さらに人気が高まる」
なんてノンキなことを言っていた輩にたくさん会った。
コアな競馬ファンならともかく、一般の方にそんなことがわかるか!
と思ったものだが、その心配が現実になってしまったようだ。
う〜ん、困った。といいながら、実はディープブームはしっかり続いていたのに、競馬フォーラムだけが売れなかっただけだったら、大笑いである。
それなら、それでいい。
いや、それも困る。
おい、どっちなんだよ?