殿様キングス
朝も早から、ドーナツの箱を三個もブラ下げて、競馬場に突撃した丹下です。
なんでも、日本に一軒しかない、アメリカのドーナツ屋で、日曜日の朝6時半に家を出て、新宿のお店に1時間半も並んで、フグ女房が手に入れたものらしい。
「暇と忍耐力がないと、食べることができないのよ!」
と、小鼻を膨らませて得意気にホザいていたが、食べ物のことで、いちいち真剣になるって、なんか下品(笑)。
しかし、情報通の宮嶋千佳子は、さすが丹下さんの奥さんねとフムフム。
タイムキーパーの、お姉さんもキャッキャとはしゃいでいたが、左党の柏木サンは、「へぇ〜」と一言。
チラリと見たきり、ほぼ無言。
「お酒のほうがいいのに」
と、その目は語っていたが(目黒貴子サンもね)、まかしとくんなはれ。
8レースのユメノシルシの単勝を1000円買って、当たったらビールね。
なんて、1000円をスタッフのみんな用に差し出したら、おお単勝12倍。酒代が出たぞ!(^。^)
ついでに、9レースのカトレア賞で、馬単85倍をゲット。
オレって天才かも。
この調子で、ダイヤモンドSもきさらぎ賞も、ドンドコ当たるような気になったが、ありゃりゃ。
ダイヤモンドSのトウカイトリックはいいけど、きさらぎ賞のオーシャンエイプスは沈没。
いい手ごたえで、アサクサキングスを目標に追い上げてきたのに、残り1Fでバッタリ。
うーん。
あの止まり方は、長年の経験で言うと距離に原因があるような気がする。
血統が地味というか。
近親に平坦の1200mを得意としていたゴールデンキャストの名前があるように、もし負けるとすれば距離にカベがあるかもとしれないと、レース前チラリと思ったが、さて次走はどんな距離を試すのか。
ナムラマースの鞍上はペリエ。
いつものように、武クンのオーシャン・ビッタシマークでは、追い出しのタイミングがズレる。
なんて、テレビで、アサクサキングスだけは、唯一逆転があると言ったのは、距離にカベがあれば、たぶん前残り。
ホワイトマズス産駒の、摩訶不思議な粘り腰というか大駈けというか。
中山金杯のシャドウゲイトや、天皇賞のイングランディーレのような大仕事を、時々マズルの仔はやってのけるんだよなぁ…。
たとえ皐月賞で大敗しても(スローならシメたものだが、せわしない中山の2000mはリズムが作れないかも)、ダービーになればガラリ一変。
丹下厩舎所属馬ゆえの贔屓目もかなりあるが(笑)、むしろ人気が落ちたほうが、マークが薄くなるし、ダービーで、まんまの逃げ切りがあるかもしれない。
できればもう一頭の愛馬であるサムライタイガースと、ワンツーで決まって欲しかったが(クラシック用の権利を確定できればよかったが)、予想は縦目で3連単も撃沈。
欲張りすぎるとナンなので、そっと小さくガッツポーズ。
今日だけは、気分は殿様キングス(笑)。
アフター競馬は、府中駅前のきなせやに突撃。
顔見知りの競馬仲間というか飲み友達というか。
きなせや終了の当ブログを読んだらしく、みんな静かに集まって酒を飲む。
二軒目は、武蔵小金井駅前の赤ちょうちん。
気がつくと2時を回っていた(笑)。