丹下倶楽部

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リスペクトに尽きる

 エプソムCは、数少ない知り合いの馬主サンのシンゲンが出走する。

 こう書くと、やっぱ丹下も、馬主サンとドロドロとした関係だったのか。きっとシンゲンのために、いつもチョーチンをあげているんだろと、邪推する人もいるかもしれないが、基本的に馬主はお金持ち。

 ワタシはというと、つましい原稿を数だけはこなす、世間一般のどこにでもいる、50歳相応の契約サラリーマンみたいなもんで、競馬好きという共通点以外は噛み合うことのないのだが、生活が乖離しているぶん、逆に居直って好きなことを言えるし(笑)、酒をのませてもらうくらい以外は、ほとんど貸し借りはない。

 だからこそ、ノン気につきあえることができるし、エプソムCでシンゲンに◎は打ったものの、その前の新潟大賞典は○だったりもする。

 世の中には、単なるお金も持ち云々だけではなく、権力をカサにきて、「おい、お前」呼ばわりする人も多いが、要はお互いをリスペクトする関係が維持できれば、年齢も地位も貴賤上下の区別もなく、人と付き合えるもんです。

 ときに、そうした関係を忘れて高飛車に出るようなことがあれば、ハイそれまでよ。ちょっと悲しいが、それで、だいたいは合っている。

 何か人間関係に行き詰ったら、ウダウダなんとかしようとせず、新しい関係を切り開くこが一番の打開策だと思うのだが(人間は関係の生き物なんです)、オレって意外とクール(笑)。

 それじゃあ、仕事にならないでしょと言う人もいるけれど、井崎サンの教えに、「一業種一種」というのがあって、新聞ならアソコ。週刊誌はソコ。ラジオはアレで、テレビはココと、なるたけ被らないよう調整しながら、そこで全力を尽くす。

 あれも出たい、これも出たいという思いは、なるたけ封印するよう、心がけているんですけどね。なにせセチガラい世の中。最近は予定にあった仕事が、急にキャンセルなんて、ちょっと驚くような契約があるからビックリするときもある。

 この不況で、どの業種も予算縮小がテーマとなっているんでしょうが、お金をかけないことと、「お手軽」に作ることを混同しているようにも見えて仕方がないのだが。

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 競馬だけでなく、民放のバラエティー番組を見てわかるように、レギュラー連載や番組の数を減らすのは仕方ないとして、減らしたら減らしたで、キチンと番組の内容や出演者を練って、長寿番組を目指せば、数は少なくとも視聴者は付き合ってくれるし、それこそ出演者も一業種一種を守って、「あの番組は誰それが出るから」と楽しみにもしてくれる。住み分けができるし、出ているほうだって、長く出演できれば却って安定が生まれる。

 あそこがダメになって、縮小・代換え番組ができるから、それじゃあみんなでお引っ越し。あれとコレを入れ替えて突撃じゃ〜では、また元の木阿弥だろうし、脚本家も一業種一種で、出演者も別のキャラ立てをしなければ光らない。

 役者でも漫才師でも、結局出演者は、踊るのみ。いかに踊らせるかも、脚本やディレクターやプロデューサが大事なのも、昔も今も変わらない。

 便利な番組というのは、批難や批判は少ないが、よくよく調べると、ただ番組が流れているだけで、意外と出ている人の知名度と、世間の人気とはギャップがあったりするんだよなぁ。それじゃあ、長続きしないよ、ホント。

 そんなことを言うと、ワタシにも当てはまることが数多くあったりして、墓穴を掘ることにもなるが(笑)、何かをやり始める前に、ブレることのないよう、よく考えてからことにあたろうな。

 なんて、日曜の夜は、シンゲンのエプソムCの優勝カップにシャンパンを注いで、回しのみでドンチャカ。

 秋は天皇賞?うーん。どこでもいいから、元気で体調だけは整えて、馬主サンを卒倒させるくらいに頑張って(笑)。

 そうそう。確か馬主サンの釣り仲間の、テレビ東京の土曜6時からの釣り番組に出演している、エクボと笑顔がキュートな、釣りのマドンナもいたんですけどね。

 名前を聞こうかと思ったが、中京8RのあおぎりSの予想を聞かれ、大ハズレで委縮。結局そのあとは、口ごもってしまった気の小さいオレ。

 あれに懲りずに聞いてくれれば、すぐあとのエーデルワイス賞のストロングガルーダの返し馬を見せてあげ、これで大丈夫と教えてあげられたのに。

 エプソムCは、1着シンゲン・2着ヒカルオオゾラ固定でいいと、パドックで断言したのを聞かせてあげられたのに(3着がキャプテンベガで、チョーど安めだけど)。

 疑っている人に何を説明しても、話というのは届かないもんです。

 ま、ときには縁がないときだってあるが、またいつか。でっかい馬券を釣ろうね。

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