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覚悟はあるか

 先週の桜花賞の売り上げは、前年比72.7%。関東の主要なウインズが閉鎖とあっては、この数字は仕方ない。

 しかし、「被災地支援競馬」と名打った(売上の5%を寄付)、桜花賞のあとの12R・マーチSの売り上げは、前年比115%。

 このマーチSの売り上げ増に、競馬ファンの侠気や意識みたいなものが現れているように思う。

 4月11日発売号の競馬ブックの“一筆啓上”のコラムで、血統評論家の吉沢譲治さんが、

 「現行の控除率25%を被災地が立ち直るまでの期間限定で26%とし、上乗せぶんの1%を義援金(年間約250億になる)に回しても、ファンが離れていくことはない」のではないかという提言をしていたが、多くの競馬ファンに、たぶんその覚悟はある。

 国による被災地の補償や、復興のプランが現実のものになろうとしている。

 政治家は、しきりに「国が補償します」と言葉を用いているが、その補償とは後に、ワタシたち国民の一人ゝが、5〜10年以上の長いスパンで、しかも膨大な額のお金を負担することを忘れてはいけない。

 それは、たぶん税金という形を取らざるを得ないだろうが、ここで初めて、渋谷をぶらぶら歩いているヤングも、学校をさぼって、昼寝している子フグ2号も、北海道の人も大阪の人も、故郷の山口のワタシの両親も九州の人も、本当の意味で、震災にあった人々を援助することになる。

 みなに、その覚悟はあるのか。

 もっと大切なのは、政治家は、その覚悟を世の人々に問うことができるのか。

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 なんて、JRAの支援の形は、使い道も含め、ひとつのモデルのような気がするのだが。

 そういえば、日曜日から始まる“WIN5”も、その一環なんですね。

 予想は、まずまず好調線上。マイラーズCの予想は、以下の通り。何かの役に立ってくれんもんか…。

 ◎ダノンヨーヨー

 ○スマイルジャック

 ▲ゴールスキー

 ☆アパパネ

 △リーチザクラウン

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