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「ワールドシリーズ創設の巻 11回」

 飲み屋仲間が集まって、今夏、「第1回ギャンブル・トライアスロン」が開催される運びとなった。

 一人一人が、得意な(好きな)種目を持ち寄る。

 種目ごとに順位をつけ、総合得点でチャンピオンを決定するというわけだ。

 残念ながら、と言うより、仕方がないので「まずは4人で開催」ということになった。

 飲み屋の主・Hさんが、どうしても「麻雀」を入れたいと頑迷に譲らなかったからだ。

 8人も集めるのは大変だし、みんな職業が異なるので、多くなれば日時が決めにくくなる。

 コンビニ店長のYさんからは、「ボウリング」。

 IT企業のSさんからは、何と「競馬」が提案された。

 私はとうぜん、「競馬」を提案するつもりだった。

 しかし、Sさんの第2希望が「ゴルフ」だったので、それでは勝ち目がないと見て、競馬の主催はSさんに譲ることにした。

 で、私は「市ヶ谷の釣り堀」を推した。

 これで、正式に4種目が決定。

 8月から、1週間に1種目。

 1ヶ月をかけての戦いが幕を切って落とされる。

 みなさんに、いいご報告ができるよう、がんばります。

 というわけで、1998年の今週は、7月27日(月)〜8月2日(日)でした。

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 ●29日(水)、前年の朝日杯3歳S(当時)の2着馬で、この年の重賞戦線を賑わせたマイネルラヴが、稗田厩舎から稲葉厩舎へ転厩することが明らかになった。

 キングヘイロー、グラスワンダー、エルコンドルパサーという、当時、最強世代だった。

 原因は、「朝日杯3歳S以降の使い方で、オーナーサイドと意見の相違があった」と伝えられた。

 朝日杯を好走したのだから、ふつうなら休養に入るのだろうが、1月の京成杯(1番人気5着)を使ったことが原因なのではなかったか。

 ●30日(木)、日本を含めた世界8カ国による「ワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップ」が創設されることが明らかになった。

 ジャパンC、キングジョージ6世&クイーンエリザベス・ダイヤモンドS、ブリーダーズC、ドバイ・ワールドC、凱旋門賞など、世界の主要中距離レースで対戦して、ポイント化。

 総合ポイントで、世界チャンピオンを決定するというシステムだ。

 翌99年から、UAEの航空会社「エミレーツ航空」の協賛により開催されたわけだが、2002年度にエミレーツ航空との契約が切れてからは、尻つぼみ傾向にある。

 04年のみはロールス・ロイス社がスポンサーになって開催される、05年は「ワールド・レーシング・チャンピオンシップ」に改名されて開催、しかし、06〜07年は中止になっている。

 今年08年も開催するという話は聞かない。

 06年、開催中止にあたり、WRC会長代行のブライアン・カバナフ氏は「ワールド・レーシング・チャンピオンシップの将来を見据えると、今後は世界ランキングに重点を置き、競馬界全体により広く受け入れられるようにしていく必要がある」とコメントし、「メリット・アワード・システム」の導入を示唆した。

 これは、「生涯成績による表彰制度」だそうだ。

 要は、ルールに偏りがあったということだろう。

 開催された99〜05年までの7回を見ると、優勝馬はUAEが5回、優勝騎手はランフランコ・デットーリが6回、優勝トレーナーはスルール師が5回、優勝オーナーはゴドルフィンが5回。

 もともと、このシリーズ構想を提案したのは、ドバイ・ワールドCの事務局長。

 デットーリ騎手も、スルール調教師も、ゴドルフィンの専属。

 つまり、「ゴドルフィンの、ゴドルフィンによる、ゴドルフィンのための、シリーズ」だったということだろう。

 それじゃ、参戦する方も、おもしろくないはずだ。

 ●8月1日(土)、「北九州短距離S」でニシノファイナルが2着となり、牝馬が16年連続連対となった。

 翌99年に途切れてしまったが、00年以降、今年08年までの9回では、牝馬の5連対と、また盛り返している。

 「夏場の短距離は、牝馬を狙え」。

 ●1日(土)、阪神9R「天保山特別」で、1番人気ビコーミニスター(池添)、2番人気ホーマンスピリット(幸)、3番人気タヤスクレスピン(藤田)の順に、1、2、3着となり、複勝の払い戻しが全て100円元返しとなった。

 これは、97年2月9日以来の珍事で、およそ年1度の頻度で出現している。

 JRAは、今年08年から「JRAプラス10」をスタートさせた。

 これは、100円元返しとなる場合は、10円を上乗せして払い戻すもの。

 という触れ込みだったが、その初日1月5日の京都1Rで、勝ったコロナグラフの複勝が100円元返し。

 「競馬法の規定により、プラス10の対象外となった」そうだが、ファンの誰しもが、このとき初めて「例外」を知ることになった。

 ●1日(土)、武豊騎手は函館競馬で9レースに騎乗し、6勝・2着1回=計7連対と大暴れした。

 自身4度目の、1日最多勝利6勝だった。

 他の騎手では、これまで、安田隆行騎手と南井克巳騎手が1度ずつ、1日6勝をあげていた。

 武豊騎手は、前週に、JRA年間100勝の最短記録を達成。

 今週は、この1日6勝を達成。

 そして、週明けの3日からフランスへ遠征し、8月9日に、シーキングザパールで日本調教馬初の海外GI勝利を手にした(モーリス・ド・ギース賞)。

 ●さて、この週のメーンは「第30回函館3歳S」でした。

 1番人気ファイナルキス(武豊)、2番人気リザーブユアハート(横山典弘)、3番人気ノボマーチャン(小野)。12番人気ステファニーチャン(田中勝春)の逃げで、3F33秒9は、さすがに速い。

 2番手を追走していたファイナルキスは、失速して12着。

 離れた4番手追走のリザーブユアハートが差し切り、さらに後方にいた8番人気マイネレジーナ(松永幹夫)が2着に入り、馬連3990年の中波乱でした。

 

 カーカーカー

 さて、この函館3歳S。

 当時39歳の丹下の、◎○▲は何だったのでしょう。

 そして、的中させたのでしょうか。

 その答えは、丹下が次回のブログでご報告いたします。

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