ナスの花のように
アルゼンチン共和国杯に、みやこSと、普通に◎—○、○—◎で当たってしまった。
両方ともに、1・2番人気での決着。ワタシが的中しても、やっぱり誰にも喜ばれないような気がするが(なんか、少しの罪悪感すら感じる)、こんな日もある。
ちなみに、近所に一件、月曜日の朝8時過ぎに、競馬ブックが書棚に並ぶコンビニがあり、午前中仕事を片付けたいため、取り置いてもらっているのだが、そのオヤジが、
「先週は平和でよかったですね」と、わざわざ奥から顔を出してくれた。
なんて、京都の新馬戦。ハナ差コティリオンは凌いでくれたが、ダービー馬はアドマイヤカーリンじゃないのか?。
今年のディープインパクト産駒のアレコレを語る際、
「初年度は、ディープらしからぬディープというのが、何頭かいた。そこら辺りが、どう出るか」と書いたことがあるが、その文言を記するキッカケというのは、実はこのディープインパクト×スプリットザナイトなんですね。
当歳セレクトで見たときも、今年春の牧場でも、そして実際のデビュー戦も、首も手先も背中もツルンゝと長く、ミョーなディープだなぁと思ったのが、その始まりだったっけ。
一方のコティリオンのトモも、宮崎地鶏みたいに(見たことないけど)パツンパツン。かぶりつきたくなるような、こんな美味しそうなトモをした馬は、アンライバルド以来だなぁ(親父はディープで、血統もまるで違うけど)。
この後、どういうローテーションを組むのか。馬主じゃないんで、さっぱりわからんが(笑)、急がずとも来春は、さて。
馬主といえば悪徳馬主。日曜日の東京で、うぎゃぎゃの、ハナ差2着。
「エビナ、エビナ!」と連呼したら、息がつまり、ゴール前ゴクリと息をのんだ隙に、ハナ差届かず。
ワタシの気合い不足で負けてしまったのか?でも、蛯名クン、ナイスファイト。
よかったのか悪かったのか。フラフラしながら、競馬場をあとにした悪徳馬主だったが、ああでもない。いや、本当はこうだったかもしれないと、変な妄想にかられ、事故でも起こさなければいいが。
最終レースが終わり、エスカレーターを降りると、5階の24番柱のあたりだけが、ミョーにどんより暗い。
暗雲の中心にいるのは、青膨れしたナスのような栗岩太郎だった。
おお。栗ちゃん。こんなに平穏な日でもハズれるのか。
府中の駅前で、打ち合わせを兼ね、とりあえずドンチャカ。
ホッピを二杯飲んだら、ヤケクソでハイになった栗岩くん。
「チューリップのブルースカイは、高校二年の時、よく歌ったもんです」——財津和夫気取りで歌おうとしていたが、ベッツィ&クリスの“花のように”は知らねぇだろう。
ふふ。どっちがベッツィで、どっちがクリスかも知るまい。
http://www.youtube.com/watch?v=s0bmsg9saxc
二軒目の立ち飲み屋で、中日の力尽きるシーンを、週刊大衆で“酔人伝”を連載している、大竹聡さんと一緒に見る。
昨日もここで、ロッテ対中日を、帰るに帰れず12時までみていたそうです。
これがニッポンの日曜日だ。
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