「少しずつだが上向き?」
なかなか平日は仕事に追われて競馬場に行けないのだが、なんとか時間をつくって、先日久々に川崎競馬場へ行ってきた。
ここへ行くのは約10年ぶりくらい。
地方競馬の惨状が伝えられているが、果たして川崎競馬場はどうなってるのか?
私が勝手に名物と思っていた、立ち食いのすし屋がやっていない。
休みとも考えられたが、この日は川崎記念。
まさかそんな日に休みは無いだろうことを考えると、つぶれてしまったのか。
他にもそのような店が見られ、厳しい状況が伝わってくる。
しかし、もうひとつの名物・パドック横の焼きそばは、列ができるほどの盛況。
私も久々に食べてみたが、ピリリとした味と、小エビは健在で、懐かしく感じられた。
さて、人のほうはというと、これがけっこう混雑。
さすがに女性はほとんどいなかったものの、若いファンが思ったより多い。
パドックなども見れやしない。
地方=ゆっくり見られるという私のなかの図式は簡単に破られた。
レース直前になって、2階に上がると、もうスタンドの出入り口はいっぱいで見るというより、入るスペースすらない。
急いで1階に降り、人をわけつつ、ようやくゴール前の人混みのなかに入れてもらったが、見れたのはゴール寸前のみ。
まさか地方重賞を見るのがこんなに苦労するとは。
確かにアジュディミツオーの出走や、武豊の存在もあるが、このあたりはもう珍しいものではない。
陽気がよかったせいもあるが、どうやら売り上げ減もようやく落ち着いたのか。
その後話を聞いたら、ホクトベガの勝った年を抜く、川崎記念の売り上げレコードだったそうだ。
川崎はなかなか好調のようで、正月開催も予想売り上げ50億を超え、57億までいったそうだ。
競馬危機が叫ばれる昨今だが、ばんえいの存続のニュースなど、少しずつだが競馬にも明るい材料が出てきたようだ。
あと我々がやるべきは、競馬雑誌の売り上げ増。
これが難しいんだな……。