毎日がデンエン風景
大雨がビュンビュンと風に舞っているというのに、子フグ1号は傘がない。
中央線で居眠りして、慌てて武蔵小金井の駅で降りたら、ありゃりゃ——?!だったらしいが、タイミングよく、駅に着いたのが同じ。
奮発してタクシーに乗ろうということになったが、タクシーを待つ間のアレコレが、世の中のフツ〜〜の親娘みたいで、パパとっても嬉しいかも(笑)。
そういう安穏とした日々が続くことを祈りながら、台風一過の土曜日。
東京競馬場の馬場は、重馬場からスタートしたが、いやあ。
突き抜けるような青空に、芝の緑が目に痛い。
時計もソコソコだし、開幕週ながら、3レースの2歳未勝利戦を見る限り、春先のような内外の有利不利もなさそうに見える
(まだ始まったばかりだけど)。
というワケで、毎日王冠。
その毎日王冠が終わったら、1500人もの人が集まるだろう、社台のパーティーが、どこぞのホテルでありますが、勝春クンも、来るのかな?
で、子フグ1号も連れていこうと思ったりしますが、父親に似てバカだから、きっと浮いちゃうだろうな(笑)。
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【毎日王冠】
アサクサデンエンって、もう7歳になるのかぁ…。
デビュー戦は平成13年の秋。
11月の東京・芝マイルを危なげなく勝った後、返す刀で12月のひいらぎ賞を1分34秒3。
その年の朝日杯優勝馬は、確かアドマイヤドンで、走破タイムは1分33秒8。
若干時計は劣るものの、小回りの中山で、他馬を串刺しにするかのような、ドトウの差し脚に、来春のクラシックや、ホワイトウォータアフェアという繁殖牝馬や血統背景について、アレコレ思いを巡らせたもんですが
(翌年のスィフトカレントとか。みんなPOG関連だけど)、
競馬以外のことで、平成13年に何をやっていたかは、サッパリ覚えていないぞ(笑)。
なんて、体質の弱さに泣き、幾度も休養を挟み、辿り着いた昨年春の京王杯をレコード勝ち。続く安田記念を、しぶく競り落として連勝。
一流のマイラーとしての地位を確立はしたが、まだ何か、ピンとくるモノがなかったんだよなぁ…。
それが確信に変わったのが、昨秋の天皇賞。
5ヵ月ぶりの実戦にもかかわらず、直線半ば徐々に先団をとらえ、残り100Mでは一旦先頭。
スローだからマイラーも距離がもったとも言えるが、あの天皇賞4着に、超一流馬の資質を再確認できた。
香港マイルは、粘りのある馬場。
ドバイ遠征では、直線入り口で致命的な不利を受けて大差に敗れたが、必ずしも万全とはいえない状態でも、針の穴を通すように、狭いインをグリグリ割って、今年の安田記念が2着。
春シーズンより、体調は断然いい。
ディープインパクト、ハーツクライが不在なら、実力的にはNo1。
1800Mを制することで、次走の天皇賞にメドを立てたいハズだ。
強敵はダンスインザムード。
藤沢厩舎は、シンボリクリスエスにゼンノロブロイ。厩舎のトップホースが、他馬を鼓舞する形で、代々厩舎自体を引っ張ってきたが、今のダンスは立派にその役割を果たすまでになった。
米国遠征を機に、それだけの風格と威圧感が備わってきたということなんでしょう。
追って尻尾を振るかどうか。
そこが勝ち負けの分かれ目だし、振らなければ、天皇賞も勝てるかも(笑)。
穴はローエングリン。
58キロのトップハンデを背負っていたぶん、追い込み届かずの4着に終わった京成杯だが、坂上からの脚は際立っていた。
3歳で57キロは少しキツいが、天皇賞かマイル路線か。
その後の展望を開く意味で、ロジックもいきなり全力投球。
恵まれたように見えても、NHKマイルは最速の上がりをマークしている。NHKをフロック視禁物。
左回りもそうだが、1800Mは1Fが長いダイワメジャーは、アタマはないか。
復調気配がビンビンの、クラフトワークも買いましょうね。
カンパニー、マルカシェンクは押さえまで。
【京都大賞典】
上がり1Fを13秒台でバタバタしていた春と違って、今季のインティライミは毎週のように、11秒台でスカッと上がってくる。
ディープインパクト世代のNo2が復活。
ハーツクライとの二騎に次ぐ、”第三の男”の地位を、ここで確立したい。
相手本線はアイポッパー。
幸いにも良馬場。
JC出走を確定させるためには、ここは勝たなくてはいけない。
中間の攻め馬で、和田クンが跨っている。
乗り替わりも気にしなくていい
(和田クンって、乗り数や厩舎が制限されているけど、かなり腕達者なジョッキーだと思うよ)。